JSPS男女共同参画推進シンポジウム 開催報告

開催概要
アカデミア X ジェンダー X グローバル ~日本と世界のアカデミアにおけるジェンダーの現在地~
日時:令和7(2025)年2月27日(木) 14時30分~16時35分【日本時間】
形式:オンライン(Zoomミーティング)
対象:研究者、大学等研究機関の職員の方など、本シンポジウムに関心のある方なら、誰でもご参加いただけます。また、国際共同研究に関心の高い方のご参加も歓迎いたします。
言語:日本語・英語(同時通訳あり)
参加費:無料
主催:独立行政法人日本学術振興会(JSPS)
開催報告
令和7(2025)年2月27日(木)オンラインにて、JSPS男女共同参画シンポジウム「アカデミア X ジェンダー X グローバル ~日本と世界のアカデミアにおけるジェンダーの現在地~」が開催されました。
シンポジウムは2つの講演とパネルディスカッションの3部制で開催され、第1部の基調講演「誰一人取り残さない学術に向けて〜ジェンダーとインターセクショナリティの視点から〜」(講演者:伊藤 公雄 京都大学・大阪大学名誉教授、(独)国立女性教育会館監事)では、社会学の視点から、近代社会がいかに変容し、多様化した社会、多様なニーズに対応しうる「誰一人取り残さない」科学技術・学術と制度設計が学術のイノベーションにつながることについて発表が行われました。
第2部の講演「欧州の最新動向について “Inclusive Excellence in Europe”」(講演者:Claudia Jesus-Rydin 欧州研究会議(ERC)ERCEA Gender and Diversity Activity Groupコーディネーター)では、現在、欧州研究会議(ERC)で実施されている、ジェンダー平等や多様性推進するための具体的な計画、目標、基準等について紹介し、そのアクションの結果多くの女性研究者の採用につながったことについて発表が行われました。
第3部のパネルディスカッションでは、モデレーターにJSPS男女共同参画推進アドバイザーである中野 亮平 北海道大学大学院理学研究院教授をむかえ、パネリストは第1部、第2部の講演者2名に、甲斐 歳惠 大阪大学生命機能研究科教授 グローバルイニシアチブ機構学生交流部門長(総長補佐)を加え、活発に議論がなされました。

シンポジウム当日は、約430名の方々にご参加いただきました。
改めて、心より感謝申し上げます。
アーカイブ動画
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是非、ご覧ください。
参加者アンケート結果
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皆様にご回答いただいたアンケート結果につきましては、以下よりご覧いただけます。
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