早稲田大学の取組

すべての構成員が自分らしく活躍できるコミュニティを目指して

 2017年7月、早稲田大学は「早稲田大学ダイバーシティ推進宣言」を公表し、多様性と平等を尊重する大学としての理念を明確に示しました。本宣言では、4つの基本方針を掲げ、性別、障がい、性的指向・性自認、国籍、エスニシティ、信条、年齢などの違いを越えて、すべての構成員が尊厳をもって尊重される環境の実現を目指しています。さらに、多様な価値観や生き方を認め合い、一人ひとりがその個性と能力を最大限に発揮できる大学コミュニティの形成に向け、全学的な取り組みを推進しています。

ダイバーシティ推進基本方針

  1. 早稲田大学は、ダイバーシティ推進に関する意識を啓発し、本学の意思決定においては、構成員の多様な意見が尊重されるよう努力します。
  2. 早稲田大学は、すべての構成員が個性と能力を発揮し、ワーク・ライフ・バランスを実現できる教育・研究・就労環境を整備します。
  3. 早稲田大学は、合理的配慮を必要とする構成員に対する支援体制を整備します。
  4. 早稲田大学は、ダイバーシティの視点に立った人的構成と人材育成を推進します。

早稲田大学のダイバーシティ推進体制
 

女性研究者等を支援するメンター制度とロールモデル交流機会の提供

 キャリア初期研究者への支援の一環として、豊富な知識と経験を有する学内の先輩研究者(教員)が、面談(メンタリング)を通じて、キャリア形成上の課題や研究環境における悩みの解決を支援する「メンター制度」を導入しています。また、理工系分野に限らず、社会で活躍するプロフェッショナルの「ロールモデル」となる先輩研究者・実務家による体験談を共有する機会を設け、自身のキャリアプランやライフプランを考えるための場を提供しています。

女性研究者メンター制度

「法律家になろう!女性法律家はこんなに面白い」(女性ロールモデル講演会の例)

 

女性が安心してつながれる居場所づくり

 理工系学部・大学院を擁する西早稲田キャンパスでは、女性学生・研究者同士の交流促進を目的として、女性専用の交流スペースを設置しています。室内には、ミーティング用テーブルやホワイトボード、ソファ等を備え、学業・研究・業務の合間の休憩や食事などにも利用できる環境を整えています。また、WEBサイト上では、在学生が研究内容やキャンパスの雰囲気を紹介する動画を公開し、学内コミュニティや研究環境をより身近に感じられるよう情報を発信しています。

女性専用スペース

研究環境の紹介動画(理系女子のリアル)

 

ライフイベントおよびワーク・ライフ・バランスの実現に向けた制度・環境の整備

 学業・研究・業務と育児・介護等のライフイベントとの両立および研究活動の継続を支援するため、各種制度の整備を進めています。その概要は「ロードマップ」としてウェブサイト上で公開するとともに、学生・教職員向け託児室や授乳室の設置、ベビーシッター派遣事業割引券の提供、学会参加時等における子の帯同費用の支給など、具体的な支援策を実施しています。また、ダイバーシティ推進室が発行する「さんかくニュース」では、ワーク・ライフ・バランスの実現をテーマとした教職員のエッセイ連載を通じて、多様な働き方への理解促進にも取り組んでいます。

教育研究活動とライフイベントに係るロードマップ

さんかくニュース「ワーク・ライフ・バランス挑戦中!」

 

男女共同参画・ダイバーシティ推進ウェブサイト

 早稲田大学ダイバーシティ推進室のWEBサイトでは、ダイバーシティ推進に関する方針や関連する取り組み、ニュース等を見ることができます。掲載内容には、男女共同参画に関する情報に加え、LGBTQ+支援や障がい者支援、育児・介護と就労との両立支援、各種イベントのほか、ユニバーサル・デザイン・マップ(UDマップ)やダイバーシティ関連授業科目など、多様な情報が含まれています。

早稲田大学ダイバーシティ推進室について