海外生活を支えてくれているもの

棚橋 亮弥(奈良先端科学技術大学院大学 研究・イノベーション推進機構 特任助教 / 米国カルフォルニア大学デービス校 食品科学技術学科 客員研究員)


 約5年間のアメリカ生活を振り返ると、誰かに助けてもらってばかりでした。 アメリカで住む家が無くなった時、近所のバーで偶然隣り合って座り、仲良くなった友人が「うちにおいで!」と家に迎えてくれました。共同研究に繋がる研究者を紹介してくれた友人は、気分転換に参加した町内ソフトボールチームの仲間でした。ほかにも、ラボのメンバーには渡米直後のセットアップを助けてもらい、偶然知り合った現地の日本人研究者とは、専門が違っても研究やキャリアについて深く語り合い、時には米国中を飛び周りました。現地の様々なコミュニティから役立つ生活情報を教えてもらったことも数え切れません。仕事のために渡米しましたが、気づけば研究も生活も、現地で出会った多くの人たちの支えの上にありました。そんな偶然な繋がりも、海外生活の醍醐味なのかもしれませんね。

左:一緒に生活したアメリカの家族(筆者:中央)。
中央:町内ソフトボールチーム ”Souls”(筆者:最前列中央)。
右:多くのご縁に支えられて実現した発酵イベントでの講演。